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VEの資格

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VEの資格

VEの資格

VEには現在4つの資格が存在します。VEL(VEリーダー)、VEI(VEインストラクター)、VES(VEスペシャリスト)、そして国際資格であるCVS(Certified Value Specialist)です。

◉VEL

VEL(VEリーダー)は、VEの基礎的な知識を有し、VE活動のリーダーシップを発揮できる人材であることを日本VE協会が認定する資格です。

VEを学ぶことの最も大きな効用は「機能本位」の思考を身につけることにあります。「その働きは何か?」「それは何のためか?」を問い続ける姿勢と思考の体力を身につけることで、
現象を追いかけるのではなく、本質を突き詰める思考力を獲得することができます。これはまさにどんな企業も求める人材といえます。

VEの実施プロセスは、大きく3つの段階で構成されています。

Function(機能分析フェーズ)
Evaluation(機能評価フェーズ)
Creation(アイデア発想フェーズ)

VEL受験の要件となっている「VE基礎講座」もしくは「VE Foundation」は、VEの原則を学び、上記の実施プロセスを体験することで、チームにおけるリーダーシップとフォロワーシップを獲得できるよう設計されています。

本質を追究する思考と創造性を発揮する人材になりたい方、そのような人材育成を推進したい企業にお薦めできる資格です。

◉VEI

VEI(VEインストラクター)は、VEリーダー資格登録者を対象として、社内でVE基礎研修の講師を務めるために必要な知識及びスキルを修得し、教育指導を行うことができる人材であることを日本VE協会が認定するものです。

組織としてVEを適用し、成果を生み出すためには、VEの方法論につうじた「VEr.(バリューエンジニア)」を組織の縦横に幅広く養成する必要があります。その効果的なアプローチとして「WSS(ワークショップセミナー)」があり、VE基礎研修もこのスタイルで実施されます。

WSSで効果的な教育を行なうためには、指導するインストラクターの役割、スキルが重要です。VEI(VEインストラクター)は、VE基礎教育で求められるインストラクションと演習の指導のトレーニングを経て、実技試験とレポートをクリアした人材に与えられる資格です。社内でVE教育の企画・運営を担当される方、講師として自信をもって指導できるスキルを身につけたい方にお薦めできる資格です。

◉VES

VES(VEスペシャリスト)は、日本国内におけるVEの最高資格です。VEの専門家として備えるべき知識、技術、経験をもっている人材であることを日本VE協会が認定する資格です。

VES取得に際しては、組織におけるVEの導入・推進・定着といった「VE総合管理」の素養が求められます。VEコンサルタントとしての必須の資格であり、VE推進部門などの組織内コンサルタントとして社内への指導を担当される方、独立コンサルタントとして実力の証明が必要な方が取得することで、活躍の場を広げることができます。

◉CVS

CVS(Certified Value Specialist)資格は、VEに関する正しい知識と極めて高いスキルをもつ人材に与えられるものです。米国、ヨーロッパ、アジア、世界各国のさまざまな分野でその知見が求められています。

CVS認定制度のプログラム(試験内容・認定基準・手続き・実施要領等)は、SAVE International(以下「米国VE協会」)が定めており、日本でのCVS認定試験および再認定審査は、米国VE協会との提携により日本VE協会が代行しています。

CVSに求められている機能は広く、実務者・教育者・推進者・管理者・国際専門家としての役割を果たすことが期待されています。

CVSの試験および審査は、米国VE協会と同等の認定基準で、VEの知識のみならず、実務経験や応用力もあわせて審査するもので、審査に合格し、米国VE協会で正式に認定されると、日米双方のVE協会にCVSとして登録されます。

資格そのものはもちろんのこと、資格に挑戦するプロセスにおいて大きな成長を期待できる価値ある国際資格です。今後、アジアをはじめとして活躍の場を世界に広げたいと考えている VEr. にはぜひ挑戦いただきたい資格です。

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