バリューデザインアカデミー | Value Design Academy

カリキュラム

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カリキュラム​

カリキュラム全体像

1年でVEスペシャリスト、
2年でCVSを目指せるカリキュラム構成

VDAのカリキュラムは「VE講座」と「プラスアルファ講座」で構成されています。

「VE講座」では、三大管理技術のひとつである「VE」を、体系的に、イチから学ぶことができます。VE講座の設計は、日本におけるVEの先頭を走る立命館大学院・澤口学教授CVS-Lifeによるものです。澤口教授はアカデミックな世界だけではなく、産業界においても幅広い分野でコンサルティング実績があり、VDAのVE講座はアカデミックな体系と、高い実践性を併せ持つカリキュラムとなっています。

VDAで学ぶことにより、1年目目修了時点でVESの資格を認定(修了試験あり)。以降もCVS資格を目指し研鑽を積みます。

また、2024年度から改訂されるCVS試験に向けた対策講座を提供。アカデミー生だけが受講でき、専任アドバイザーによる個別指導とサポートを通じて、確実な合格を目指します。

「プラスアルファ講座」は、VEと組み合わせることで問題解決の幅を広げることができるスキル、そして一人のプロフェッショナルとして市場で生き残るために必要なスキルを特に選んで構成されています。

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日程・スケジュール

毎月2回・平日開催・勤務時間内

すべての講座を平日、勤務時間内におさめられるよう工夫しております。
※画像は前回開催時のスケジュールです。2025年度スケジュールは近日中に公開予定。

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各分野第一線のプロから学ぶ
「+α講座」

プラスアルファ講座の講師は、それぞれの分野の第一線で活躍するプロフェッショナルにお願いしています。VEという長い歴史ある分野への信頼があるからこそ可能となった、他では実現しえない陣営です。

これらの講座を少人数の「膝突き合わせ」のゼミ形式で、議論しながら学べるのがVDAの特徴です。プロ中のプロと、議論することで、視座を高め、より本質的な理解が可能となります。

また、VE講座、プラスアルファ講座とあわせて、「英語プレゼンテーション講座」「論文テーマ開発講座」「人を動かすテクニカルライティング」など、プロとしての仕事力を高める特別講座も用意しています。

VEで成果を生み出してきた「現役」の講師陣

澤口 学

立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究科 教授
東北大学大学院工学研究科 客員教授
日本VE協会参与、CVS-Life(国際バリュースペシャリスト)

NPO法人日本TRIZ協会副理事長
長年、製造企業のR&D・設計部門を対象に実践的な次世代事業戦略、価値創造設計の方法論を開発。
専門はVE、TRIZ、イノベーション・マネジメントなど。

伊藤 学

東京ガス株式会社
資材部調達企画グループ
CVS(国際バリュースペシャリスト)​

2004年 ヤマハマリン株式会社資材部
部品バイヤー(ステンレス鋼材、EG部品など)を担当、リーマンショック発生後、構造改革プロジェクトにアサインされ、人員が大幅に減らされるなか、二桁パーセントのコスト削減目標を達成
2012年~16年 Yamaha Motor Asian Center
タイに赴任。ASEANの開発購買とソーシングを担当し、二桁パーセントのコスト削減の道筋をつける
2016年~18年 Yamaha Motor Vietnam
開発購買グループのMGRとして、コスト改革PJに参加するためベトナムに赴任するも、1週間後にPJ中止。リーマンショックとこのプロジェクトの中止が「時間軸を大切にする」「二度と仲間に同じ思いをさせない」というVEr.としてのこだわりの原点となる
2018年9月 東京ガス株式会社入社 資材部調達改革PJG
調達改革、VE活動、取引先改善活動など、領域をまたぐ様々なテーマにVEを適用し、成功に導く
2023年~ 独立コンサルタント
東京ガスで業務をつづける傍ら、業務改善、調達、原価企画など、VEの思考を武器に中小企業を中心に指導に取り組む

松澤 郁夫

公益社団法人バリューエンジニアリング協会 事務局次長
バリューソリューション・センター シニア アドバイザー
CVS(国際バリュースペシャリスト)​

1990年 4月 石川島播磨重工業㈱(現・㈱IHI)入社 航空用エンジン・産業用ガスタービンの設計・生産技術に従事する。航空宇宙事業分野でVE活動を実践する
2004年 4月 同 調達管理本部調達エンジニアリング推進部 課長 調達費削減活動の全社展開に伴い、VEを導入・推進・指導する。個別受注生産に適したVE手法を確立する
2004年 12月 CVS資格取得
2009年 4月 同 ものづくり改革推進本部グループ長 VEに原価企画・競合比較分析・標準化設計を加えた「製品競争力強化」を推進する。IHI版原価企画「シュッドプラン手法」を確立し、社内外に発信・適用を進める
2013年 4月 ㈱IHIインフラシステム 堺工場生産管理部次長 納期遅延問題を解決するため、工場改善活動を推進する
2017年 4月 ㈱IHI 技術開発本部ものづくり推進部部長 製品競争力、工場生産性、内外製最適化など、多角的なものづくり改革を進め、「IHI Production System(ものづくりIPS)」としてまとめる
2021年 6月 高嶋技研㈱ 代表取締役社長
2024年 9月 ㈱IHIを早期退職
2024年 10月 日本VE協会入職

赤城 弘一

立命館大学OIC総合研究機構 客員教授
株式会社赤城エンジニアリング代表取締役
CVS(国際バリュースペシャリスト)

国立九州大学工学部航空工学科卒業
石川島重工業株式会社に入社。防衛庁向けの航空エンジンの開発設計に5年間従事
回転部品の構造設計・構造解析そして要素試験を担当
その後、三菱重工業株式会社に入社。ガスタービンの開発設計に15年間従事
同社製造部門に異動し、製造管理職を設計・調達(兼務)に10年間従事
日本の工場の生産性の向上と海外工場の立ち上げに従事。(VEの技術導入)
同社技術本部にて、全社でのコストダウン設計指導に2年間指導
その後、製造現場のデジタル化の推進業務に5年間従事し、定年退職
現在、立命館大学にて管理技術とAR(拡張現実)そしてAIを用いた作業者の有する属人的な知識の形式知化の研究中。また設計者の有する属人的な知識の形式知化の研究にも取り組んでいる。同時に 日本VE協会の業務および製品改善コンサルタントとして東京ガス株式会社などを指導中

織田 昌雄

立命館大学OIC総合研究機構上席研究員​
(Open Innovation and Collaboration​)
博士(技術経営)​教育士(工学・技術)
CVS(国際バリュースペシャリスト)​

大阪大学 基礎工学部 機械工学科 卒業、大阪大学大学院 基礎工学研究科 物理系専攻 機械工学分野 修了​
三菱電機株式会社に入社、生産技術の研究員、技術企画職、設計課長、液晶事業の原価企画および全社生産技術の戦略マネージャーを歴任.その後、三菱電機グループのものづくり人材育成を担う、人材開発センターものづくり教室長(部長)を務める.​
立命館大学大学院 テクノロジーマネジメント研究科 博士後期課程に2020年社会人入学、2022年修了、博士(技術経営)取得.​
現在、立命館大学 OIC総合研究機構 デザイン科学研究所 上席研究員.

プラスアルファ講座の講師

5000回を超えるファシリテーション経験をもつコンサルタント

芝本 秀徳

バリューデザインアカデミー アカデミー長
CVS(国際バリュースペシャリスト)

大手ITベンダーでソフトウェアエンジニア、プロジェクトマネジャーとして、自動車部品メーカー、エレクトロニクスメーカーのソフトウェア開発に携わる。
現在はコンサルタントとして、ソフトウェアの世界で培った問題解決力とエンジニアリングの知見を活かし、
IT、金融、サービス業、小売業など、さまざまな業種の企業をクライアントとして持ち、戦略策定、実行ファシリテーション、DXプロジェクトPMO、人材開発などを行う。
『戦略型ITマネジャー』(日経BP)『プロジェクトを成功させる技術』(ディスカヴァー・トゥウェンティワン)など著書多数。
●VES(バリューエンジニアリングスペシャリスト)
PRINCE2 Certified ●Practitioner(英国プロジェクトマネジメント プラクティショナ)

TQM・品質経営のトップランナー

金子 雅明

東海大学 情報通信学部 情報通信学科教授

専門分野 TQM、医療質・安全、BCP/BCMS
品質マネジメントシステム規格国内委員会副委員長
ISO 9000/9001改訂準備検討WGメンバー,ISO 9000エキスパート
デミング賞審査委員会委員,JABサステイナブル研究会WG1主査
超ISO企業研究会副会長,ISO→TQM研究会主査。
一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)・PQPSコース副ディレクター兼講師。
PQM&EPQMコース指導講師,日科技連・品質管理ベーシックコース講師&班別指導講師。
著書に『TQM みんなの”大誤解”を斬る!』(共著/日科技連)など多数

地頭力と「具体と抽象」思考の第一人者

細谷 功

著述家、ビジネスコンサルタント

神奈川県生まれ。東芝を経てビジネスコンサルティングの世界へ。アーンスト&ヤング、キャップジェミニ、クニエなどの外資系/日系のコンサルティング会社を経て独立。
問題解決・発想力等を専門とする講演やセミナーを企業や金融機関、大学に対して行っている。
著書多数。代表的著書として「地頭力を鍛える」「アナロジー思考」(以上、東洋経済新報社)、「メタ思考トレーニング」「具体抽象トレーニング」(以上、PHPビジネス新書)、「具体と抽象」「無理の構造」「自己矛盾思考」(以上、dZERO)など多数。

数学教育とデータサイエンスのプロフェッショナル

瀬下 大輔

株式会社すうがくぶんか 代表

東京大学大学院 数学科卒業 教育学研究科広域教育 教育内容開発コース(数学教育)修士課程修了、教育学修士。
名古屋大学大学院 先端数理教育共同利用研究センター 特任講師(統計学と機械学習、2019年)、明星大学理工学部データサイエンス学科 非常勤講師を歴任、ZEN大学(仮・設置準備中)講師兼任予定。Web解析士マスター、Web解析士養成講座講師
データサイエンティストとして行動実績分析、医療機器開発支援など、企業との共同研究に数多く携わる。マーケティング分野においてもメディミックス(MMM)の分析モデルの構築支援など、数多くのプロジェクトに携わる

経営者が抱える難問に取り組む「ファイナンスの用心棒」

吉澤 大

株式会社トータル・マネジメント・コンサルティング代表取締役

明治大学専門職大学院 経営学修士課程修了、青山学院大学法科大学院修士課程修了。
関東学院大学講師、高齢社会総合研究所所長(財法・本郷税理士法人)勤務を経て、1994年、当事務所を設立。
「損しない会社づくりに寄与する」ことをミッションとし、税務・資産運用における自身の専門分野を活かしつつ、難解な税務問題を取り越え「ファイナンス用心棒」として活躍。
一方、「ビジネスオーナーソンにとって最も大事な事業とは何か?」を企業の特徴に合わせた診断を展開し、税理士を含む専門家の「常識的」に考えられがちな問題を見直すことに注力。
著書に「会社の仕事」(日経BP社)のほか、38万部突破の「マジビジPRO革命の成功法」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『2割でわかるイメイジと詳細の整合』(幻冬舎)など多数執筆

知ってもらう技術・売る技術 - SNS時代のデジタルマーケティング -

片岡 亮太

株式会社KATAOKA DESIGN MARKETING 代表取締役
LP専門Webデザイナー / Webコンサルタント・セミナー講師

1986年生まれ。札幌市在住。早稲田大学教育学部社会学科社会科学専修卒業(社会学専攻)。
農産物流通会社、飲食店マネージャーなどを経て、2014年にフリーランスWebデザイナーとして独立。ウェブ広告で用いられるランディングページ制作の専門家として、完全個人体制でこれまで通算実績450件以上のLP制作案件を担当。LP制作に関する知識やスキルを学べる教育事業も展開。初学者向け『超速ランディングページ制作講座』は述べ1000名以上、上位講座『LPデザイナー養成講座』には述べ150名以上が参加中。
著書に『Web制作フリーランス入門講座』『みるみる成果が上がる!ランディングページ制作入門講座』(ともにソーテック社)。

人を動かすコミュニケーション

矢野 香

国立大学法人長崎大学准教授・スピーチコンサルタント

専門は心理学・コミュニケーション論
NHKでのキャスター歴17年、主にニュース報道番組を担当。在局中からスピーチ研究に取り組み、博士号取得。大学教員として心理学に基づいた「他者からの評価が上がる話し方」を研究
スピーチコンサルタントとしては政治家や経営者、上場企業CEOなどのクライアントを多く持ち、「ここぞ」という失敗できない場面で信頼を勝ち取る「正統派スピーチ」を伝えることを使命としている
著書に『その話し方では軽すぎます!』(すばる舎)、『最強リーダーの話す力』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『世界のトップリーダーが話す1分前までに行っていること』(PHP研究所)などベストセラー多数。

コンサルタントのための「問い」のデザイン

塩瀬 隆之

京都大学総合博物館准教授

京都大学工学部精密工学科卒業、同大学院修了。機械学習による熟練技能伝承システムに関する研究で博士(工学)。京都大学総合博物館准教授を経て2012年 6月退職。同7月より経済産業省 産業技術環境局 産業技術政策課 技術戦略担当 課長補佐。2014年7月に復職。共著書に、「問いのデザイン」「科学技術Xの謎」「インクルーシブデザイン」など。大阪・関西万博政府日本館基本構想有識者。日本科学未来館ロボット常設展「ナナイロクエスト」問い・体験監修者、「“おや?”っこひろば」総合監修者。NHK Eテレ「カガクノミカタ」番組制作委員。中央教育審議会初等中等教育分科会「高等教育の在り方に関するワーキンググループ」「高等学校の数学・理科にわたる探究的科目の在り方に関する特別チーム」専門委員。経済産業省産業構造審議会イノベーション小委員会委員ほか。

IEのマインドと技術

松野 思迪

立正大学 経営学部 経営学科専 任講師
早稲田大学総合研究機構 価値創造マネジメント研究所 招聘研究員

早稲田大学創造理工学研究科経営デザイン専攻 修士課程 博士後期課程修了
博士(経営工学)
東京経済大学経営学部,神奈川大学工学部,淑徳大学経営学部などの非常勤講師を歴任,早稲田大学創造理工学研究科経営デザイン専攻 非常勤講師兼任予定.
オペレーションマネジメントを専門とする.製造業や農業の生産・流通プロセスにおける生産性向上を目的として,最適化モデリング,機械学習,シミュレーションなどの手法を用いた意思決定システムの設計・運用・導入に関する研究に取り組んでいる.生産、物流、サプライチェーンを対象とした最適化研究を中心に,国内外の産学連携プロジェクトを数多く手がけており,生産流通システム分野において豊富な研究経験とノウハウを有している

VEのオープンコンサルティング

業種、業界を超えて議論する、学びの「場」

VDAの特長の一つに、さまざまな業界に属する人たちが参加していることがあります。
オープンコンサルティングとは、業種・業界を超えて、それぞれがもつ問題・課題を持ち寄って議論する場です。
「リアル」なケーススタディとして議論することで問題解決力を高めることができます。
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